自衛隊四方山話自衛隊四方山話


ここでは本文に書ききれない自衛隊ならではの話題を提供します♪
★001(自衛隊は光り物がすき!)
通常の家庭内の清掃では、まず掃き清めてから、雑巾で綺麗に拭きあげるのが基本だろう。
自衛隊は、これではダメである。
例えばトイレの清掃などでも、磨いたりしなくても良い。
とにかく床だろうが壁だろうが、水を掛け捲るのである。
するとピカピカ光る!
これで清掃をやったと認めてもらえるのである♪

★002(散髪も課業のうち)
一般の会社で、就業時間中に散髪にでも行こうものなら、後で上司に勤務時間中に何をやっているのだと叱られるだろう。
自衛隊では、教育期間中や忙しい部隊には一部例外があるとしても、課業時間中(勤務時間中)に堂々と散髪に行ける。
どこの駐屯地にも、散髪屋が業者として入って営業しているのだ。

★003(ペースをつかむ!)
何処の世界にもその世界専門の用語があるが、私が自衛隊で最初に覚えた自衛隊専門用語がこれだ。
「ペースをつかむ!」「ペースやなぁ!」「ペースをつかんでるな!?」
色々な意味があるが、要は「楽をしている」という意味である。
たとえば、苦しい作業につかねばならない時に、うまくその作業から逃れられた時などに「ペースをつかんだ!」などと使用するのである。

★004(早飯、早風呂)
昼食は通常12:00から、夕食は17:00からと決められているが、特別勤務者(警衛勤務、当直勤務)などのために、食堂では通常の時間よりも30分早く食事できる体勢ができている。
そこで課業を早めに切り上げたり、さぼったりして、こっそり通常の時間よりも早めに食事に行く者がいる。
食堂でも、別にそれをとがめたりはしない。
食事だけでなく風呂もしかりである。
通常の入浴開始時間よりも早めに入浴することもできる。
こういう時も、「ペースやなぁ!」と言うのである。
私も現職時代はいつもペースをつかんでいた(笑)

★005(WAC/婦人自衛官は可愛い??)
自衛隊内は圧倒的に男性が多い。
そのような男の世界だから、数少ない婦人自衛官は高嶺の花だ!
とても可愛く見える!
実際、婦人自衛官の殆どが職場結婚だろう。
しかしながら、冷静に考えると娑婆(しゃば=自衛隊の外をこのように言う)では、相手にされないような○○の女性が多い。
男ばっかりの社会だから、可愛く見えるのだ。
(ごめんなさい! 綺麗な婦人自衛官も多いです!いちおうフォロー・・・・)


★006(ヌード写真と軍歌)
大分県の日出生台(ひじゅうだい)演習場からの帰路、山口県の某駐屯地へ昼食のために立ち寄った時のことである。
食堂内の数箇所に女性ヌードのパネル写真が飾られ、しかも軍歌がバンバン流されていた。
何ともコメントしがたいが、これも自衛隊の良いところです(笑)
田舎の部隊、旧軍が駐屯していた場所と同じ場所に駐屯している部隊は、地元との関係も良好なようだ。

★007(ヘタなラッパは近所迷惑)
自衛隊の駐屯地では、起床や食事、それに消灯などを号音ラッパで駐屯地内に知らせる。
ところが、私が在職していた当時の千僧駐屯地では、一時期、そのラッパ手がヘタで聞くに堪えられない時期があった。
自衛隊駐屯地周辺の民家にもラッパの音は響き渡っており、とても恥ずかしい思いをしたことがあったのだ。

★008(対人地雷)
本物の対人地雷は条約に伴って自衛隊でも破棄されたが、もっと怖い対人地雷が自衛隊にはある。
演習で状況にはいると(演習で戦闘状態に入ると)、トイレなどはなく当然に大便は野糞をすることになる。
気の利いた隊員は草むらの奥地に分け入って用便するが、気の利かない隊員は簡単に人が出入りしそうな場所で用便する。
この野糞跡を対人地雷というが、これを踏めば悲惨なことになる。
尚、私の同期の婦人自衛官も草むらで対人地雷を設置した(もちろん私は覗いてはいない、念のため)。

★009(はがき賞)
教育隊では新入隊員に、何かで良い成績を修めたり善行があった場合に「はがき賞」というのが貰えた。
これは、官製はがきの裏面に「賞」という赤い判が押してあるだけのもだ。
これで何をしろというのかよく分からないが(笑)、私は射撃大会で上位入賞したときと、拾得物を届けたときの2回もらった!

★010(あのようには、なりたくない!)
一般部隊配属後に少しだけ世話になった人に稲山2曹という人がいた。
本来は警務科職種であったが、師団司令部総務課で勤務されていて、その後は駐屯地業務隊に移られた。
ある日、演習参加部隊が部隊に帰隊して、資材荷物を降ろそうと管理課倉庫前にトラックを横付けした時のことである。
止せばいいのに、稲山2曹はトラックの後方に駆け寄り、「おーい、スリーピング(寝袋)はこっちに投げてくれー!」と叫んだ。
すると、倉庫周辺にいた隊員達全員が、誰かの「そうか、分かった!」の掛け声に合わせて、稲山2曹めがけてスリーピングを四方八方から力いっぱい投げつけて、当てまくったのである。
実は、稲山2曹は皆から嫌われていたのであるが、あのようにはなりたくないとつくづく思ったものである。
しかし私は見た。
スリーピングを投げつける皆のドサクサにまぎれて、あの大人しそうな石平2曹は、鉄製の円匙(えんぴ=シャベル)を投げつけていた。


★011(自衛官は酒好き)
自衛官は大酒呑みが少なくない。
私が世話になった大林2曹(階級・当時)などは、宴会の時にはいつも自分の足元にビール1ダースを置いて全部飲んでいた。
また後期教育隊の某班長などは、昼間の訓練中でも水筒の中にはいつも酒が入っていた。
自衛隊の演習場では、よく地元の人が売店を開いてくれるが、その商品は酒とエロ本であった。

★012(懺悔)
桜井1等陸佐(階級・当時)という人がいた。
私の現職当時、第三師団司令部の幕僚長をしていた方だが、ちょっと変った癖のある敬礼をする人だった。
ある日の饗庭野演習場での朝食でのこと、私は悪友達と謀って幕僚長用の朝食に出された蒲鉾(カマボコ)に細工をした。
トイレの便器の汚れをその蒲鉾で拭いて、それを朝食に出したのだ。
彼はそれらをきれいに平らげていたが、腹は壊さなかったようだ(笑)

★013(寝小便)
夜尿症(おねしょ)のことではない。
私の所属していた部隊には、酔って寝て、寝ぼけて変な所に小便をする人がいた。
中塚士長、宮島2士、大川3曹(階級・当時)などが、その代表だ(笑)
特に大川3曹などは、演習でよく一緒だったので、何度も夜中に目撃した!
夜中に急に上半身だけ起こして放尿を始めたり、またある晩などは、立ち上がって隣で寝ている川元2士や日詰1士に小便をかけたこともあった。
寝ている彼らは、朝まで気づかなかった・・・。

★014(会長)
陸士・陸曹は原則として営内(駐屯地)居住であるが、結婚すれば当然に営外居住となり、官舎に住んだり民間家屋を借りたりする。
しかしながら、いつまで経っても結婚しないで営内居住を続ける隊員もいる。
その最古参者を会長という。
私の在職当時の会長は、確か柳瀬2曹であったが、果たして今は誰が会長だろう・・・・

★015(ケンカ)
私は平和主義者であり(笑)、自分から他人にケンカを売ったりして傷つけたことはない。
だが、在職期間中に、一度だけ自分から暴力をふるったことがある。
同じ営内班に加藤士長(階級・当時)がいたが、彼とだけは折り合いが悪く、また彼も何かにつけて私を目の敵にした。
ある日のこと、私の堪忍袋の緒が切れた。
営内で騒いでいた彼を捕まえて、ボコボコに殴ってしまった。
彼の顔は無残にも腫れ上がり、目も当てられないような容姿になってしまった。
思う存分殴るだけ殴って気の済んだ後は、いちおう土下座して謝っておいた!

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★016(悪酔い)
管理小隊にいた守屋3曹(階級/所属・当時)には、仕事面でも非常にお世話になった方の一人である。
だが、当時の私の日記を紐解くと・・・、
「酔った守屋3曹が、パンツを下ろし、局所を出して追いかけてきた!」
・・・という記述が、数箇所にわたって登場する(笑)

★017(金原のおばちゃん)
私の在職当時、第三師団司令部の司令部庁舎清掃係の嘱託として、金原というおばちゃんが勤務されていた。
司令部勤務班となって右も左も分からなかったとき、特に上官への給仕作業などで非常にお世話になった。
自宅が駐屯地の近所だったこともあり、何回か遊びに行せていただいたこともあった。
もう年齢的にも、司令部では勤務されてはいないだろうが、この場を借りて深甚の感謝の意を捧げたい。

★018(缶飯)
自衛隊では糧食(食事)として演習中に缶飯がでることがある。
缶飯とはその名のとおり、ご飯の缶詰だ。
白飯、鶏飯(鶏肉入りの炊き込み御飯)、赤飯などがあった。
隊員達にはあまり人気はなかったが、私はこれが大好物であった!
(ネットで検索すれば、市販のものが出てきます)

★019(炊事車)
演習には隊員達の食事を作るために、炊事車を牽引して行った。
炊事車とは、ご飯を炊いたり、お湯を沸かしたり、自動ジャガイモ皮剥器(かわむきき)などの機能を有する車両だ。
ところがこの炊事車、時々火を噴いて皆を驚かせた(我が隊の炊事車だけかも知れないが)。
燃料のガソリンや灯油などが時々漏れるかららしいが、もちろんちょっとしたパニックになる(笑)。

★020(洋式トイレ)
富士周辺の演習場の廠舎(しょうしゃ=演習場にある宿舎)へ行くと、米軍も使用する為か、時々洋式トイレがある。
普通の洋式トイレとはちがい、個室の扉が便器に座った状態で、膝から顔までしかないものだ。
すなわち、頭のてっぺんと、足の膝から下は外から丸見えになる。
ある日の演習で、トイレに行くと寺尾3曹(階級・当時)の顔が扉の上からにょきっと見えていた。
「あれ、この人こんなに座高が高かったかなぁ!?」と不思議に思った。
実は彼は洋式トイレの使用方法が分からず、便器の上に乗っかって用を足していたのだ。
本人弁、「汚いから上に乗っかっていただけだ!」とのことであるが・・・。

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★021(ガースッ!)
防毒マスクを装着せよとの号令だ。
ちなみに、もうマスクを外しても大丈夫だと言うときは、「ガスなーしっ!」と号令する。
ところでこの防毒マスク、メガネをかけている者は、メガネを外さないと装着できないという欠点がある。
単車やスキーのゴーグルのように、メガネをかけたまま装着できるマスクの開発が望ましい!

★022(もうかる商売!)
自衛隊駐屯地の近くや、自衛隊演習場の出入口付近。
酒とエロ本を用意すれば飛ぶように売れるかも!?
寿司は、外出隊員が残留隊員や特別勤務者への差し入れによくするので、駐屯地近くでは寿司屋もいいかも!?

★023(夜間演習①)
千僧駐屯地の司令部庁舎、正面玄関口から入って左方向、当直室と当直仮眠室前、男性用トイレの右隣、給湯室兼台所奥が女性用トイレだ。
外来者と婦人自衛官用のトイレであるが、そこに物置がある。
そして、その上には、婦人自衛官が彼女達の生理用品を保管している。
持ち運ぶことがいやだからだが、生理が終わった後の、余った新しい生理用品が散乱していたりする。
私の在職当時、よく日下士長(仮名、階級・当時)ら数名が夜間演習と称して、消灯後の暗闇にその身を隠し、それらの生理用品を奪取してきた。
いわゆるフェチではなくて、ただ単に興味本位からの行動であり、戦利品を皆で分け合って楽しんだのである。

★024(夜間演習②)
ある夜の作戦行動中、トイレの外からコツコツという足音が聞こえてきた。
基地通信隊の夜勤の婦人自衛官が、トイレへ用を足しに近づいてくるのだろう。
生理用品奪取作戦が見つかったらやばい、作戦参加隊員達は、皆、パニックに陥った!
ある者はトイレの奥の窓から飛び出して逃走し、またある者はトイレ個室内こもり、中から鍵をかけて息を殺した。
居室へ走って逃げ帰る時、あまりの自分達の馬鹿さ加減に笑いがこみ上げてきた。
だが、隠密作戦行動中なので、声を出して笑うわけにもいかない。
その時に初めて悟った。
人間、思いっきり笑い転げたいのを必死にこらえると、おならが出るということを・・・・。

★025(黄色い歓声)
千僧駐屯地のワック隊舎(婦人自衛官宿舎)の裏には、「憩いの庭」と呼ばれている小さな庭園がある。
木々が覆い茂り、ちょっとした林のようになっており、地面には芝生も植えられているので、文字通り憩いの庭である。
夏場ともなれば、昼間の休憩時間や、課業終了後から消灯時間の間などに、涼を求めてやってくる隊員達で賑わっている。
だが、夜にやってくる隊員達の多くは、涼を求めてやって来るのではなく、ワック隊舎の風呂場から聞こえてくる婦人自衛官の黄色い歓声を聞きにやって来るのだ(笑)


★026(パニック)
ある冬の演習でのこと。
その演習には、千僧駐屯地業務隊の婦人自衛官達も、長期演習における隊員達への便宜から売店を開く為に参加していた。
ストーブを囲んで四方山話をしていた時に、私はストーブの上にかけられたヤカンのお湯が蒸発して少なくなっているのを目にした。
そこで私はストーブの横に置かれていた水缶を持ち上げて、ヤカンの中に水を注ぎいれた。
その瞬間、ストーブが火を吹き上げた!
「水缶の中に入っていたのは水ではなくてガソリンだ!」
そう判断した私は「爆発するぞ、逃げろ!」と叫んで緊急避難した。
30メートルぐらい現場から走り去って後ろを振り返ると、婦人自衛官達が消火作業をしていた。
水缶の中に入っていたのは灯油であり、一瞬火が吹き上がったが、すぐにそれは収まったのだ。
一人だけ逃げて皆から白い目で見られたのは言うまでもない。

★027(扉をあけたままで)
ある日の饗庭野演習場廠舎でのこと。
トイレに行くと、誰かがトイレの戸を開けたままでしゃがんで用便をしていた。
よく観ると、それは末松3曹(階級・当時)であった。
「班長、扉が開いてますよ!」と叫ぶと、同氏は慌てて扉を閉めた。
なぜ、戸を開けたまま用便していたか未だに不明である。
(No.020で登場の寺尾1曹より、「俺の話を載せるなら、この話も載せんかい!」というリクエスト/苦情により)

★028(懐かしい味)
阪急伊丹駅と千僧駐屯地の中間地点ぐらいに、「駒」という居酒屋があった。
かなり年配の老夫婦が経営していた店であるが、駐屯地から外出した帰りなどによく立ち寄った。
餃子と焼きそばとおでんがとても美味しかった。
お婆さんに、自衛隊を退職して遠方に越すのでと告げると、餞別にと、酒のつまみをたくさんもらった。
偶然居合わせた柳瀬2曹に酒を奢ってもらったこともある思い出の居酒屋だ。
もう店は経営してないだろうなぁ・・・

★029(ある隊員達の会話)
「俺は堅物(かたぶつ)だから・・・・」
「いや、あんたは○○ポが堅物や!」

★030(探究心)
ビデオなどがなかった当時、若い隊員達は外出したついでに、よくビニ本や裏本を買って部隊に帰隊した。
入手したそれらの本を、いつも虫眼鏡で眺めていた隊員がいた。
何を探求していたのだろうか・・・!?

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★031(暗闇の悲劇)
日出生台演習場での早朝、またもや炊事車が火を噴いた。
しかも、その日の朝は暴風雨で、廠舎の電灯がつかず真っ暗な中での出来事であった。
「早く水を出せー! ひえーーーーっ!」
・・・という松田2曹(階級・当時)の悲鳴がとどろいた。
だが、なかなか水が出てこなかった・・・というよりも、全くの暗闇の中なので、松田2曹が誰に指示しているのか分からなかったのである。
実は、私に言っていたのだ(笑)

★032(スリーピング)
演習場における就寝時に使用する寝袋のことである。
今はもうないと思うが、当時部隊にあった古いスリーピングは米軍の払い下げであり、朝鮮戦争の折に戦死した米兵の遺体を入れたものである・・・という噂があった。
確かに、死体を入れて持ち運ぶにはちょうど良い入れ物だ!

★033(菊見せ)
宴会芸にも色々あるが、同じ班であった宮島2士(男)の宴会芸は、菊見せ(きくみせ)というものであった。
頃合を見計らった宴会参加者が、「そーれっ、きっく見せっ!きっく見せっ!」と囃子を始めると、彼はズボンとパンツをおろして、自分の肛門を見せて回るのだ。
誰も好んで男の肛門など見たくもないが、この宴会芸で場が異様に盛り上がるのだ(笑)

★034(天井を見上げて)
悪酔いして帰隊してきた空2士。
ベッドに横たわるや、天井を向いたままで、まるで火山の如くにゲロを吐き始めた!
普通は、腹を押さえながら、下を向いて吐くもんだろうに・・・

★035(むっつりスケベ)
おとなしく、口数の少なかった鈴山士長。
ある晩のこと、日下士長に問い詰められたあげく、彼のロッカーの中には大量のエロ本類が格納されていることを白状した。
そして、それらを誇らしげに皆に見せつけた。
後年、昇進して幹部になった鈴山2士ではあったが、婦女暴行未遂事件を起こして自衛隊を去っていった。


★036(生理用ナプキン)
痔主の小田3曹は、痔の手当用にと女性の生理用ナプキンをパンツの中に敷いていた。
痔は、自衛隊の職業病とも思われるぐらいに、患者が少なくなかった。
私も一回なりかけたが、久○大○堂の薬で治った。

★037(壁が汚い!)
自衛隊のトイレの個室内の前方の壁及びその下の床は汚い!
夜な夜な隊員が発射して飛ばすからである(笑)

★038(下着調査)
演習で、東富士演習場へ行ったときのこと。
樹海への入口付近のゴミ捨て場に、女性の下着が散乱していた。
逗子士長は、それらを手にとったり裏返したりして眺めていた・・・。

★039(外出)
同期の東山や日下とは、16:30早飯を食い、17:00になると一目散に外出することが度々あった!
部隊には内緒で所有する自家用車で向かう先は、梅田のトルコ(現ソープランド)ヤングレディだった♪

★040(ニアミス防止)
福知山の某女子短大では、日曜日に女好きの自衛官と市内で遭遇しないように、日曜日に授業を行い平日を休みにしているという噂があった。

ステキな彼女を見つけよう!

★041(掌握という名の窃盗行為)
自衛隊では、各教育機関での教育期間中や転属(転勤)並びに退職などの場合に、支給された又は支給されているはずの官品(貸与物)の調査や返納等が実施される。
失くしたり、盗難に遭って(誰かに掌握されて)、返納すべき物品がない場合はどうするか!?
他から掌握してくるしかない(早く言えば盗んでくる)。
私も、退職時に弾嚢(だんのう=弾倉を入れるケース)が一つ見当たらず難儀した(・・・というより部隊内で盗難に遭った)。
そこで、現職最後の警衛上番時に於ける夜間の動哨の際、施設科部隊の倉庫の裏に洗濯して干してあった弾嚢一個を掌握した(笑)。
※本文「(34)員数と掌握」されたい。

★042(必死の捜索)
小銃及び機関銃の実弾射撃を実施した後は、必ず薬莢(やっきょう)を全て回収することになっている。
間違いなく定められた弾を撃ったという証明と、こっそり未発射の実弾を掌握していませんという誓いの為である。
銃本体のスライドの横には、射撃時に銃本体から飛び出す薬莢を受け取る袋を取り付けることもあるが、それでもその袋を薬莢が飛び越えて出ることもある。
室内射撃場なら、行方不明となった薬莢の捜索は比較的に楽だ。
一番難儀するのは屋外射撃場で薬莢が行方不明になった時だ。
その場合、居合わせた全隊員で、屋外射撃場の草むらをかぎ分けて捜索作戦を実施することになる。
一生懸命捜索したけど、どうしても見つからなかった場合はどうするか!?
心配ない♪
私の現職時の自衛隊使用弾丸は、いわゆるNATO弾(ナトーダン)である。
市内の米軍払下軍需品ショップ(サープラスショップ)へ行けば、NATO弾の薬莢などいくらでも手に入った(笑)




まだまだ続く・・・


某氏
(夜間演習の疲れを仮眠で癒す某士長・現1等陸曹)
※股間に乗せられているコップは、私が悪戯で置いたものである(笑)


※文中に登場する個人名、団体名、組織名等は一部架空及び仮名であり実在のものと異なります。

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